HHKB Professional HYBRID Type-S の比較レビュー

ガジェット

結論

HHKB Professional HYBRID Type-Sを迷わず買うべし。
英字配列がおすすめ。

はじめに

キーボード選びの重要性

いわゆる高級キーボードは必ずタイピングを気持ちよくできます。
タイピングを気持ちよくできることは、仕事や趣味でPCを使う場合のストレス減少につながります。
よって、キーボードへは投資すべきなのです。

HHKBってなんだ

HHKBの歴史は
HHKB HISTORY ~HHKBの軌跡~ | PFU (happyhackingkb.com)
に詳しいため上記を見ていただくのが良いかと思います。

要するに、
東大の偉い先生が大真面目に考えたキー配列(キーの配置)
企業が大真面目に研究したキースイッチ(キーの押し心地)
を実現したのがHHKBということです。

HHKBの特徴

基本情報(大きさ、価格、通信方式)

大きさ

横 30cm, 縦 12cm程度です。
例えばテンキーのついたキーボードの場合(リアルフォースのテンキー有りモデルの場合)
横 46cm, 縦 16cm程度
テンキーレスのキーボードでも
横 37cm, 縦 14cm程度
のため、コンパクトサイズです。

どのようにコンパクトサイズを実現しているかというと、

本来キーボードの右下にあるはずの矢印キーやDelete等のキーをなくし、コンパクトにしています。
無くなった矢印キーなどはキーの同時押しによってその機能を実現しています。

詳しくはキー配列の章で触れますが、
本来右端のほうにあるキーを無くし、キーの同時押しでそのキーの機能を実現しているということは、
例えば矢印キーを押すのにわざわざ手首を動かさなくてもよい、ということを意味しています。
これこそがHHKBの最大の魅力の一つです。タイピングの効率が上がります。

価格

この記事で紹介するHHKB Professional HYBRID Type-Sは
\36,850 (税込)
です。(2023年8月時点)

例えば静音モデルでないHHKB Professional HYBRIDは上記より5000円程度安いようですが、いずれにせよ3万円を超える高級キーボードとなります。

通信方式

HHKBには名前に「HYBRID」がつくモデルがあります。この記事で紹介するモデルも該当します。
この「HYBRID」が名前につくモデルは
USB-Cでの有線接続
Bluetoothでの無線接続
の両方に対応しています。

ただ、Amazonのレビューでも見かけますし、私自身も経験していますが
Bluetoothでの無線接続
についてはチャタリングが発生することがあります
チャタリングとは勝手に「ああああああ」などと同じキーが数秒押しっぱなしになってしまうような症状です。
これについては必ず起こるとは言い切れませんし、PCとの相性問題や環境のせいでもあるかもしれません。ただ、事実として発生していますので注意が必要です。
発生したとしてもキーボードの電源OFFした後電源ONすれば直るので、10秒程度で直すことが出来、個人的には気にしていません。

スイッチ(押し心地と耐久性)

HHKBは静電容量無接点方式のスイッチが採用されています。
詳しくはググっていただければと思いますが、要するに
なかなか壊れない
超押し心地が良い
キーボードになっているということです。

押し心地は色々な擬音語で表現されますが、今回紹介するHHKB Professional HYBRID Type-Sに関して言えば「ポコポコ」「コトコト」みたいな感覚かなと思います。
同じ静電容量無接点方式を採用しているキーボードでも(もっと言えば同じHHKBでも)製品によって全く感覚が異なりますので、これも出来るだけ店頭などで試してから購入することをお勧めします。
押し心地の比較は次の他キーボードの比較の章で詳しく記載します。

キー配列

今回紹介する英語配列の場合、見切れているキーもありますが、下記のような配列となっています。

よーく見ると、例えば数字の1のキーの手前側に何か文字が書かれているのがわかるでしょうか。
これらのキーは、Fnキーと同時押しすることで、別のキーとして動作させることが出来ます。
例えば、[ のキーの手前には↑が書かれており、Fnキーと[ のキーを同時に押すと、↑キーとして使用できます。

矢印キーを押すとき、わざわざ手を右下に動かしていませんか?
HHKBならば、Fnキーを右手小指で押しながら [ や ; のキーを押して矢印キーが押せますから、手を大きく動かすことなくタイピングができます。

HHKBと他キーボードの比較

vs 昔のHHKB(HHKB Professional 2 type-s)

当然ですが、キー配列は同じです。
ただ、私が購入して使用した範囲では、キーの押し心地は全く異なりました。
新HHKB(HHKB Professional HYBRID Type-S)のほうが静音性が高く、キーも軽く押せます。
昔のHHKB(HHKB Professional 2 type-s)は「ゴトゴト」といった押し心地で、しっかり45gの押下圧を感じるのですが、新HHKBはどちらかというと下記の30gの押下圧のREALFORCEに近い軽さでタイピング可能です。
これは個体差の可能性もあるため、気になる場合は店頭で触れてから購入することをお勧めいたします。

vs REALFORCE R3S 30g

元々HHKB Professional 2を使用していました。
ただ、キーを重く感じたことと、タイピング音がうるさかったことを受けて、REALFORCEの静音モデル30gを使用しておりました。

キー配列はやはりHHKBのほうが良いと思います。
Windowsで使用する場合Windowsの設定でCtrl+Spaceで英語⇔日本語入力切替が出来ますので、HHKBだとホームポジションを崩さず左手小指と親指で入力切替が出来るのですが、REALFORCE含む通常のキーボードはキーボード左上のキーを押す必要があり、ポジションが崩れます。(これは私のタイピングが下手くそなせいかもしれません)
また、先述の通りカーソル移動もHHKBの場合Fnキーとの同時押しで可能のため、やはりキー配列的にはHHKBに軍配が上がります。

ただ、REALFORCEも静電容量無接点方式のキースイッチを採用しており、HHKBと比べて押し心地がよく言えば滑らかなように感じます。
30gの場合はほぼキーを押した感覚なく「サクサク」「スカスカ」といった感覚でキーを打ち込むことが出来ます。
これはこれで大変素晴らしい押し心地なのですが、私はそれよりも若干抵抗を感じるHHKB Professional HYBRID Type-Sのほうが押し心地は好みでした。

まとめるとややこしくて申し訳ないのですが、

キー配列
REALFORCE 30g < HHKB Professional 2 type-s = HHKB Professional HYBRID type-s

押し心地
HHKB Professional 2 type-s << REALFORCE 30g < HHKB Professional HYBRID type-s
といった感覚です。

心配性のあなたへ

英字配列(特殊配列)に慣れるか不安

この記事では英字配列をお勧めしています。
別に日本語配列でもよいのですが、やはりHHKBを使うのであれば矢印キーの使用にFnキーとの同時押しを強制される英字配列を是非使ってほしいのです。

1週間くらいで慣れますので安心してください。

ただ、家では英字配列を使い、職場では日本語配列を使う、みたいなことをするとタイピングミスが増えますので、職場で日本語配列を使わざるを得ない、とかであれば大人しく日本語配列のものを家でも使用するのがベターと思います。

キーボードに何万円も出す価値あるのか不安

必ず価値はあります。学生時代も「このシャープペンがお気に入り」とか「この消しゴムは消しやすい」とか誰しもインターフェースへのこだわりはあったと思うのです。
それが、なぜかキーボードになると「入力できれば同じ」となってしまうので不思議に思っています。
書きやすいシャープペンを使うことで、文字を書くスピードが劇的に上がったりはしなかったと思いますが、文字を書くことに対するストレスは減っていたと思います。それと同じで、良いキーボードを使うことで劇的に入力が早くなったり、仕事が出来るようになったりはしませんが、日々の文字入力のストレスが減るのです。

まとめ

とっととHHKBを買ってください。

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